BLUE LETTER
失楽園
失楽園失楽園
(2000/11/23)
役所広司

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こちらもGYAOで鑑賞。ながら見(仕事しながら、小さいウィンドウで見ました)だけど、けっこうガッツリと最後まで見ました。

いやー、黒木さん、38歳でも十分通用するよね、綺麗だよね。
ただ、スレンダーボディなんで、ベッドシーンはあんまり私的にはいやらしさを感じませんでした。
男性にはどうなんでしょうか?

さて、前々回のTANNKAが女目線なら、こちらの失楽園はまさに男目線でした。
黒木瞳演じる彼女は、結婚してはいるものの、子どもは産んでおらず、夫とは見合い結婚でセックスレス(なのか?)、結婚前の恋愛経験も無し。まさに38歳ではあるけれど、20歳そこそこの生娘と同様。貞淑で知性もあって、けれども一端深い関係になってしまうと、性に貪欲なところも男心をくすぐるんでしょう。いやー、まさに、世の男性の憧れを具現化したような女性。
そして、身も心の男性に捧げ尽してくれるなんて、たまらんのでしょうね。

うーん、だけど、実際、そんな女性なんてこの世の中に果たしているのでしょうか?

彼女ほどの美貌があれば、言い寄って来る男は多々あっただろうし、それを全て振り切って見合い結婚なんて考えられないんですけど。

まぁ、でも、ある意味こういう女性が仮に居たとして、役所広司のような男性と恋に落ちたとしても、何故ラストで心中する必要があるのか。別にお互い離婚してやり直せばいい話しで、黒木瞳の夫だって、離婚しないと言い張っても、事実上結婚生活が無いわけだから、ちゃんと法的手段に出れば離婚が成立するはずだし、特に障害になるものは無いはず。

でも、よーく考えてみると、この二人は、お互いの心と体が絶頂期にあるときに、それを永遠に封じ込めたくて死んだのかなぁと思ったりします。だって、いくら好きで、体の相性が合うとしても、いつかは飽きたり嫌いになったりする可能性もあるわけで、特にそれが燃え上がれば燃え上がるほど、冷めるのも早くなるものだし。

結局はエゴというか、二人のワガママなんだろうなぁと思うんだけどね。だって、遺体を発見する人、後始末をする人、家族等々、多大な迷惑をかけることは必至だもんね。

映画的には、主人公二人が愛し合って退廃的になっていくところが上手く描けていたように思うけど、役所広司よりも黒木瞳はずーっとやつれもせず綺麗なままだったのがイマイチかな。

何となく、大島渚監督の「愛のコリーダ」を思い出したりしてたんですけど、あの映画ほどの強烈なインパクトも説得力も無く、比べようも無いなぁと改めて思いました。やっぱり「愛のコリーダ」は名作だわ。
だって、あの藤たつや演じる吉さんだったら、私もきっと好きになってるもんね。それほど色っぽくて男っぽくて魅力のある人物だったなぁ。

役所さんは好きな俳優さんだけに、こんな作品に出ちゃってもったいないなぁと思いつつ、まぁ、でも、役所さんだから映画がこのレベルで納まったのかも。テレビドラマ版は未見ですが、川島なおみと古谷一行では・・・(ノーコメント)

テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

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