| ボーン・アルティメイタム |
遂に3部作のラストとなったこの作品。
マット・デイモンのはまり役のジェイソン・ボーンの秘密(何故彼が秘密のプロジェクトのメンバーになったのか?彼は誰なのか?)が明かされるのだけど、特にびっくりするようなオチは無かった。ふーんって感じ。
この映画はそういう部分が見どころなのではなく、ジェイソン・ボーンがいかに無敵か!ということを見せるための映画なのかなぁ。
アクションシーンは手ぶれ映像と相まって、あまりの速さに目がついていかないぐらいスピーディ。特に武器を使わず、確実に相手を仕留めるボーンはカッコイイ。 それと、危機的状況に陥った時にいかにして相手の攻撃を交わして逃げるのか。ハイテク機器や情報網を使って攻撃してくる相手をいかにして翻弄させるのか。そういう丁々発止のやりとりが面白い。今回も何手も先を読んだボーンの鮮やかなCIAとのかけひきが見れて、満足。 テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画
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| 失楽園 |
こちらもGYAOで鑑賞。ながら見(仕事しながら、小さいウィンドウで見ました)だけど、けっこうガッツリと最後まで見ました。
いやー、黒木さん、38歳でも十分通用するよね、綺麗だよね。 ただ、スレンダーボディなんで、ベッドシーンはあんまり私的にはいやらしさを感じませんでした。 男性にはどうなんでしょうか?
さて、前々回のTANNKAが女目線なら、こちらの失楽園はまさに男目線でした。 黒木瞳演じる彼女は、結婚してはいるものの、子どもは産んでおらず、夫とは見合い結婚でセックスレス(なのか?)、結婚前の恋愛経験も無し。まさに38歳ではあるけれど、20歳そこそこの生娘と同様。貞淑で知性もあって、けれども一端深い関係になってしまうと、性に貪欲なところも男心をくすぐるんでしょう。いやー、まさに、世の男性の憧れを具現化したような女性。 そして、身も心の男性に捧げ尽してくれるなんて、たまらんのでしょうね。
うーん、だけど、実際、そんな女性なんてこの世の中に果たしているのでしょうか?
彼女ほどの美貌があれば、言い寄って来る男は多々あっただろうし、それを全て振り切って見合い結婚なんて考えられないんですけど。
まぁ、でも、ある意味こういう女性が仮に居たとして、役所広司のような男性と恋に落ちたとしても、何故ラストで心中する必要があるのか。別にお互い離婚してやり直せばいい話しで、黒木瞳の夫だって、離婚しないと言い張っても、事実上結婚生活が無いわけだから、ちゃんと法的手段に出れば離婚が成立するはずだし、特に障害になるものは無いはず。
でも、よーく考えてみると、この二人は、お互いの心と体が絶頂期にあるときに、それを永遠に封じ込めたくて死んだのかなぁと思ったりします。だって、いくら好きで、体の相性が合うとしても、いつかは飽きたり嫌いになったりする可能性もあるわけで、特にそれが燃え上がれば燃え上がるほど、冷めるのも早くなるものだし。
結局はエゴというか、二人のワガママなんだろうなぁと思うんだけどね。だって、遺体を発見する人、後始末をする人、家族等々、多大な迷惑をかけることは必至だもんね。
映画的には、主人公二人が愛し合って退廃的になっていくところが上手く描けていたように思うけど、役所広司よりも黒木瞳はずーっとやつれもせず綺麗なままだったのがイマイチかな。
何となく、大島渚監督の「愛のコリーダ」を思い出したりしてたんですけど、あの映画ほどの強烈なインパクトも説得力も無く、比べようも無いなぁと改めて思いました。やっぱり「愛のコリーダ」は名作だわ。 だって、あの藤たつや演じる吉さんだったら、私もきっと好きになってるもんね。それほど色っぽくて男っぽくて魅力のある人物だったなぁ。
役所さんは好きな俳優さんだけに、こんな作品に出ちゃってもったいないなぁと思いつつ、まぁ、でも、役所さんだから映画がこのレベルで納まったのかも。テレビドラマ版は未見ですが、川島なおみと古谷一行では・・・(ノーコメント) テーマ:日本映画 - ジャンル:映画
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| Wの悲劇 |
この映画、公開当時中学生だった私は、友達と夏休みに電車で1時間かけて映画館に出掛け、見たのでした。当時とってもウブだった中学生には多少理解しにくい場面がありますが(特に冒頭のシーンなど(笑))映画のストーリーはちゃんとわかって、なおかつ面白いな〜と感動した記憶があります。
で、25年ほど経ってこれまたGYAOで鑑賞したのですが、2時間弱があっという間の、とっても面白い作品でした。 当時、サントラまで買ってすり切れるほど聞いてたので、様々な台詞もすっかり覚えていたので、「あ〜この台詞、こんな場面で言われてたんだ〜」と感動しつつ鑑賞。
「顔はぶたないで、私女優なんだから!」 は薬師丸ひろこと同時に喋ってしまいました(笑)
当時の記憶としては、三田佳子が「ザ・女優!」というほどのオーラを発していて、演技はすごいし綺麗だな〜と思っていたのを思い出します。この映画を見るまで三田さんの存在を知らなかったのですが、その後はテレビに映画に活躍されていたので、よく見ていました。でも、今は私生活の面で色々あって、表舞台には出てこられなくなってしまったのが残念。
そして薬師丸ひろこ、演技はまだまだ荒削りな部分があるけど、彼女の存在感はやっぱりスゴイ。 ちゃんと映画の主役として成り立ってるもんねぇ。今だったら彼女よりもっともっと演技が上手くて綺麗な新人女優は居ると思うけど、彼女のような独特の存在感のある女優はなかなか居ないと思う。
この映画のような普通の女の子を演じさせたらやっぱり彼女は素晴らしい女優だと思う。
ラストシーン、静香(薬師丸ひろこ)が世良正則演じるカレの胸に飛び込まなかったのが、中学生当時の私にも「なんで!?」と不思議でしょうがなかったのですが、今だったらちょっとわかる気がするなぁ。彼女は女としての普通の幸せな人生よりも、やっぱり「女優」というイバラの道を選んだのよね。
三田佳子が愛する人や生まれてくる子どもを捨ててでも守りたかった「女優」という道の魅力に、静香も取付かれてしまったってことなのかな。
彼女の今後がとっても気になります。
いやー、でも、ホント、懐かしかったっす。この映画を見させてくれたGYAOさんに感謝! テーマ:日本映画 - ジャンル:映画
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| TANNKA 短歌 |
GYAOで見ました。
この映画って20年前くらいに作られたの?って思っちゃうほど、古くささ満載。 阿木庸子の初監督作品だそうで、納得〜な感じの、女性目線な作品なのは間違いなく、黒谷ともか演じる主人公のかおりが恋する相手2人が、少女漫画に出て来るオーソドックスなタイプなんだよね。 まず不倫相手、年上で仕事仲間だった村上弘明演ずる男性と恋に落ちるんだけど、この二人の出合いから逢瀬までがどこにもグッとくる場面が無い。というのもどのシーンも「どこかで見たことあるぞ」っていう感じだから。ベッドシーンはさすがにがんばってるなぁと思えたけど、でも、これもやっぱり普通なんだよね。
そしてその年上の相手との仲が多少マンネリ化してきたところ、年下の純粋な彼と出会い、深い仲になっていくのだけど…。この彼もなんだか女性目線で描かれてて、不思議に女っぽい、多少オバカキャラなんだよね。 モノを知らないというか、年上の女性がリードして色んなことを彼に教えてあげないといけないようなタイプ。これは個人的な好みの問題だと思うけど、私的には年下もしくは同い年はストライクゾーンなんですが(笑)、こんなにナヨってておばかっぽい男には魅力を感じないのよね。 若さだけが良い部分かなぁ。
極めつけは、この年下の彼氏、黒谷ともか演じるかおりへとプレゼントを贈るんですけど、それがな、な、なんと!!
「手編みのマフラー」
だったりします(苦笑)
きもちわるいっつーの!!
私だったらこれを見た時点で地球の裏側まで引きますね。確実に。
結局、この年下の彼にも全く魅力を感じることなく、なんじゃこら??みたいな気持ちのままに映画を見終わってしまったのでした。
黒谷ともかの演技も大根だし、演出は古くさいし、駄作と言っても過言じゃないっすね。
ま、あくまでも私の個人的な見解ですが。
お金出して借りなくて良かった〜。
テーマ:日本映画 - ジャンル:映画
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| アヒルと鴨のコインロッカー |
DISCASで評価が高かったので借りてみたんだけどさぁ、私的にはイマイチでした。 ボブ・ディランを神とあがめたり、「風に吹かれて」がきっかけで事件が始まったり、スタイリッシュにしたいんだろうな〜ってのはよくわかるんだけど、中途半端なんだよね。
で、結局、この映画、何が言いたかったのか?と思い返してみても、大学生のカレと瑛太演じる隣人の心の交流?もしくは、彼女と元彼との三角関係?なんか今一つぴんと来ないんですけど。
大塚寧々も結局何のために出て来たのか?本屋のボンボンはあんなことをしておいて、何故刑務所に入ってないのか?疑問ばっかりが浮かんできて、ストーリーに乗れなかった。
直前に「夕凪の街 桜の国」を見ていたせいもあるんだろうけど、「夕凪〜」に比べたら、物語やテーマがあまりにうすっぺら過ぎて…。比べる対象じゃないのはわかってるんだけどね。
でも、ま、主演の瑛太と濱田岳、松田龍平はなかなか好演していたと思います。松田龍平はほんと、カッコよくなったよね。 テーマ:私が観た映画&DVD - ジャンル:映画
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| 夕凪の街 桜の国 |
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「 平成16年度文化庁メディア芸術賞マンガ部門大賞、第9回手塚治虫文化賞新生賞を受賞したこうの史代の同名マンガを実写映画化したヒューマン・ドラマ。過去と現在の2つの物語を通して原爆が世代を超えてもたらす悲劇を静かに見つめる。主演は田中麗奈と麻生久美子、監督は「出口のない海」の佐々部清。「夕凪の街」──原爆投下から13年後の広島に暮す平野皆実。同僚の打越の告白に幸せを感じたのも束の間、原爆症の恐怖が彼女を襲う…。「桜の国」──現在の東京。家族に黙って広島へと向かった父の後をつけてきた娘の七波。彼女は、次第に自分のルーツに思いを巡らせていくことになるが…。」 by TSUTAYA DISCAS
「父と暮せば」 「黒い雨」 「Tommorow」・・・ ヒロシマの原爆を題材にした作品は多々あれど、原爆の後遺症を扱った作品は無かったように思う。
夕凪の街の主人公、麻生久美子演じる皆美は13年前に原爆に遭い、父と妹を失って「自分はこっち(現実世界)にいていいのか、あっち(死の世界)に行くべきじゃんじゃないか?」という気持ちに苛まれている。原爆が落ちたとき、偶然学校の倉庫にいたことで九死に一生を得た彼女は、同じ場所にいた友達や先生、妹までも失い、心に大きな傷を負ってしまった。そんな生きながら半分心が死んでしまっている彼女に、淡い恋が芽生えたところに、悲劇が訪れる・・・
麻生久美子の話す広島弁が、耳に心地良い。偶然私の周りにも広島出身の人が多くて、「〜じゃけぇ」「〜いうとった」「〜しんさい」等の方言に馴染みがあったので、すーっとセリフが心に入って来て、胸に響いた。ヒロシマ出身の人からしたら、彼女の広島弁はおかしいみたいだけど、違いがよくわからない者にしたら、普通の広島弁にしか思えない。
「父と暮せば」の美津江しかり、皆美しかり。日本政府やアメリカ政府のイザコザはあって、どちらが被害者、加害者とは言えないのはよく分かっているけど、当時小学生で何もわからないままたまたま広島で生まれ育っていた皆美は、まぎれもない被害者であるのに、周りの物が亡くなって自分が生きていることで自分を責め続ける姿が、いじらしくて可哀想でたまらない。そしてせっかく生き残ったとしても、無情な現実にささやかな幸せまで奪われてしまうのだ。そんな事実を見せつけられると、愕然としてしまい、無性に腹が立つ。人が人を殺すことに何の意味があるのか。それも、見ず知らずの何の罪も無い人を、だ。
そして時代は50年後になり、「桜の国」では田中麗奈が主人公になる。彼女の名前は七波。皆美の姪にあたる。七波の父(皆美の弟)を尾行して行った広島で、父や母、伯母、顔も知らない、10歳で亡くなった伯母、祖母が体験したこと、自分たちにもふりかかってきている現実などを知る。
七波の母と彼女を選んだ父のエピソードも胸が痛くなるような話で、そして彼等の結婚に心から賛成できなかった祖母の気持ちにも哀しい現実を実感する。
50年が過ぎても、戦争はまだ終わってなかった。いや、まだまだ続いていくのだということを改めて実感させられた。戦後生まれの自分には、戦争とは知識でしか知り得ないものではあるが、自分の子や孫の世代にも、教え伝えていかなければならないものだと改めて思う。 まだ子どもたちにはこの映画を見せても半分も理解できないかも知れないけれど、いつか、もうちょっと大きくなった時に、見せてあげたい作品だなぁと思う。
昨晩見ていてあまりにも泣きすぎて、今朝は目が腫れて大変でした。
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| スキヤキ・ウェスタン・ジャンゴ |
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久しぶりに映画を見たわ〜。で、それがこの作品ってのが、ある意味笑えるけど。
三池監督作品はこういうものだって分かってたのに、見てみてほんとにドギモを抜かれました。
内容がなさ過ぎるじゃないですか。
ここまでくだらないとすごいよね〜。豪華キャストがもったいないですわ。
ま、でも、桃井かおりさんのカッコ良さ、伊勢谷友介の顔がオバチャン入ってるっていう発見、木村佳乃の頑張りの空回りなんかが収穫だったかな。
それだけの感想でした。 テーマ:私が観た映画&DVD - ジャンル:映画
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| 主人公は僕だった |
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「 ひねりの利いた設定と巧みなストーリー展開で評判となった新人ザック・ヘルムの脚本を人気俳優ウィル・フェレル主演で映画化したハートフル・ファンタジー・コメディ。共演にエマ・トンプソンとダスティン・ホフマン、監督は「ネバーランド」のマーク・フォースター。単調な毎日を送る国税庁の会計検査官ハロルド・クリック。ある日、彼は頭の中でナレーションのような女性の声を聞く。自分の行動を的確に描写するその不思議な声に悩まされるハロルド。やがて彼は、どこかで自分を主人公にした小説が書かれていると疑い始めるが…。 」 by TSUTAYA DISCAS
エリート会計検査官というのはきっとこういう暮らしぶりでこういう性格なんだろうなぁというのを、ウィル・フェレルが上手く演じている。顔が面白いので(笑)ちょっと信憑性に欠けるけど、木訥で誠実で、女性に対しても上手く接することのできない彼が、とある事件をきっかけにしてベーカリーの女主人に恋をするところなんて、結構胸にぐっと来るものがあった。女性ってこういう男性に弱いよね。私もそうだもん(照)
マギー・ギレンホールは言わずとしれたジェイク・ギレンホール(「遠い空の向こうに」「ブロークバック・マウンテン」)の姉だけれども、この人を映画の画面で見たのって初めてかも。とっても良い役者さんだし、この作品ではすごく可愛く映ってる。一見ガラが悪そうだけど、頭の良い女性を上手く演じてるなーと思った。
さて、お話のほうはというと、設定的には面白いんだけど、細かい部分のツメが甘いというか、ご都合主義的な部分が見え隠れしてたので、今一つという感じ。 天からの声が何故聞こえるのか?(そこは追求しちゃいけないのかな?)、クリックが何も知らないという設定の小説だから、内容を知ってしまった時点で小説としては成り立たないんじゃない?だから、ラストシーンも小説とは違ってしまったのにも矛盾を感じる。
今一つ腑に落ちない感じなんだよね〜。惜しいなぁ。そこがピタッとはまるようなシナリオなら、もっともっと面白い映画になったのになぁ。ウィル・フェレルやマギー・ギレンホール、エマ・トンプソン等の演技がとっても良かっただけに、もったいないなぁと思う。
でも、私はこういうファンタジー・コメディー系は大好きなんで、満足でした。 テーマ:私が観た映画&DVD - ジャンル:映画
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| カポーティ |
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「 ノンフィクション・ノベルという新たなジャンルを切り拓いたトルーマン・カポーティの傑作『冷血』誕生の秘話を描いた伝記ドラマ。カポーティの複雑な人物像を巧みに演じきったフィリップ・シーモア・ホフマンは、みごとアカデミー主演男優賞を獲得。1959年11月 15日、カンザス州ののどかな田舎町で一家4人惨殺事件が発生する。翌日、ニューヨークでこの事件を知った作家カポーティは、これを作品にしようと思い立ち、すぐさま現地へと取材に向かう。やがて逮捕された犯人との接触に成功したカポーティは、多くを語らぬ犯人に創作意欲を刺激されていく。」 by TSUTAYA DISCAS
現実の事件を元に小説を書くために、実際の殺人犯にインタビューして、犯人の心の内面を探っていくうちに、自分の心の闇を改めて実感していったカポーティ。
犯人とカポーティ、人生の裏舞台と表舞台を歩いているような二人が、実は全く似た境遇に育っていたという事実。「(彼と僕は)同じ家に住んでいて、彼は裏口、僕が表の玄関から出て行ったようなものだ」という風なセリフがあったけど、まさしくその通りなんだろうね。何かがちょっと違っていたら、犯人と同じような人生を歩んでいたかも知れないカポーティ。犯人の話を聞くうちに、その人生に入りこんでしまったのだろうな。
犯人が処刑される直前に面会したときに、「僕には何も出来なかった・・・」と言って泣くカポーティの姿は心からの叫びだったんだろうなと思う。最初は取材相手として利用しようとしていた犯人に、次第に自分を重ね合わせていったんだろう。
そして書き上げた「冷血」という小説を最後に、カポーティはこれ以降小説を書かなかったということが全てを物語っていると思う。それほど、彼にとってこの事件は大きな衝撃だったのだろう。
生まれ育った境遇がどれほどその人の人生を左右してしまうのかということが、改めて思い知らされたなぁ。そう考えると、子育てというのは難しいものだなぁと、ついつい親目線で考えてしまう。ちょっと映画の趣旨とは違うかもだけど。
フィリップ・シーモア・ホフマンはさすがの演技。犯人役の役者さんも良かった。 テーマ:私が観た映画&DVD - ジャンル:映画
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| タイム・リープ |
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Yahoo動画にて鑑賞。 大林宣彦と今関あきよしということで、青春映画なのは見る前から想像が付くのだけれども。
「時をかける少女」と同じく、時間を飛ぶ(タイム・リープ)する物語。 主演は佐藤愛子、川岡大次郎。目の大きな二人ですな(笑)
「とある事件がきっかけで、身の危険を感じる出来事があるとタイム・リープしてしまうようになった翔香。ある日の自分の日記に『星野君に助けを求めなさい。助けてくれるのは星野くんだけ…』という文章が書かれてあるのを信じて、女嫌いの星野くんに話しかけていくのだけれど、なかなか打ち解けられない二人。そうこうしているうちに、翔香はある人物からつけ狙われていくのだった…。」
この作品はTSUTAYA DISCASさんに在庫が無いので、自分であらすじを書いてみました。それにしても、説明が下手だな〜。
佐藤愛子も川岡大次郎も演技がベタ(ヘタでは無いけど)で、最初はちょっと見たのを後悔しかけたのだけど、ストーリーが面白くて、みるみるうちに引き込まれていった。でも、時間を行ったり来たりするので、ちょっと途中で、今何曜日にいて、何曜日でどんな事件が起きた」のかわからなくなりかけた。メモしながら見た方がいいかも。
荒削りな感じだけど、ストーリーの面白さでなかなか楽しめる作品でした。 もっと演技の上手な子を主役にして、もうちょっと洗練させた演出で作り直したら、もっと面白い作品になりそうな気がするな〜。 テーマ:日本映画 - ジャンル:映画
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